よく、会社の健康保険案内で通知が来る人間ドック受診の案内は、そのほとんどが半日ドックです。人間ドックにも種類があり、検査の内容や種類によって半日から1週間もの時間をかけて、じっくりと検査をするコースもあります。半日ドックのほとんどは、午前中に検査をする場合は前日の夜の食事を抜かなければなりません。これは夜の食事によって胃に内容物が残っていたり、脂っこいものや偏った食事内容で検査結果に影響が出てしまっては意味がないからです。

検査が午後になる場合は、前日の夜は軽食、午前中はお茶のみなど、細かな注意があります。検査をする病院や検査内容、検査の時間によっても違いがありますので、人間ドックの受診案内がきたら最後まで熟読しておきましょう。体重を気にする女性や、体脂肪、脂肪肝で再検査になることが気がかりで、前日だけでなく2~3日前から野菜スープしか飲まない、という人もいますが、検査の数値を見ればすぐにわかってしまいます。検査後の診断で、医師から注意を受けることもありますから、食事に気を遣うなら、普段から行った方がよいわけです。

また、現在の人間ドックは、血液検査をすればなんでもわかってしまうといわれるほど正確です。たとえ半日ドックであっても、検査をすれば今後かかる可能性が高いと思われる病気も知ることができます。人間ドックを利用して健康でいられるように、今後の食生活や日常生活に役立てる方が賢明といえます。

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