身体の中に病気があるかどうかを確認するのが健康診断です。健康診断の検査内容は体重や身長などの身体検査、視力や聴力、血圧、採血、心電図。肺のレントゲン、医師の問診等になりますが、40歳を超えている人はこれにバリウム検査が追加されます。また、これらの検査は人間ドックでも行われるのが特徴なのですが、人間ドックの場合は更に詳しい検査が追加されますし、血液検査についても健康診断で行うよりも詳しく調べて行き、身体の状態の把握などに役立てられています。
尚、健康診断などは身体の状態が悪い場合などでは検査の意味が薄れてしまうと言います。これは人間ドックでも同じで、自覚症状が無い状態で検査を受ける事で病気の早期発見に繋がります。身体に不調を感じるのは自覚症状があるからで、この症状がどのような病気なのかを徹底的に調べた上で治療方針を定めていくのです。病気は早期の段階では自覚症状がありませんし、この段階で病気が見つかれば治療も軽くなるなどのメリットが有ります。
特にガンなどの病気は早期発見をする事で、治療も手術をせずに済むなどのメリットが有ります。また、毎年受診をする事で、次の検査までの安心が有ることもメリットと言えます。尚、人間ドックには半日、1日、一泊二日などのコースが用意されており、これらのコースにオプションの検査を追加して受診が出来るようになっていますので、身体の中で気になる所がある時などに利用できます。